反逆者のための
サプリメント日記

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カテゴリ : イチョウ葉エキス

問題  記憶力と集中力への効果がより期待できるのは次の三つのどれでしょう?

1.イチョウ葉エキスを摂る。
2.高麗人参を摂る。
3.イチョウ葉エキスと高麗人参を併せて摂る。

答え
イチョウ葉エキスは、高麗人参と併せて摂りましょう。


きょうはそんなエビデンスのご紹介。

スイスで発売されている「Gincosan」を用いた記憶力、集中力、注意力への実験です。

研究に使われた Gincosan 160mg とは、その製品1カプセルのこと。

イチョウ葉エキス60mg 、高麗人参100mg が入っています。

下記リンクは、Gincosanのメーカーサイト。
http://www.ginsanaproducts.com/our-products/gincosan.html


ところでイチョウ葉と高麗人参。

日本のサプリではキロンのスウィッチ SWITCH がおなじみかもしれません。

SWITCH は、1カプセルにイチョウ葉エキス60mg、高麗人参100mg、大豆レシチン抽出物(ホスファチジルセリン含有)50mg、バコパエキス40mg が入っています。

知性には相性の良い組み合わせです。

SWITCH が手に入るのは実に幸いです。
(COOL SWITCH も出たようです)

なにせわれわれ日本人

シゴトとベンキョウ、愛していますから。

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ギンコ(イチョウ葉エキス)と高麗人参を一緒に摂取することによる、生理的・精神的効果を評価した研究レビュー

A systematic review of research investigationing the physiological and psychological effects of combination Ginkgo biloba and Panax ginseng into a single treatment in humans:Implications for research design and analysis

PMID: 30729756
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=30729756


Abstract
背景と目的:高麗人参とギンコは昔から使用されているハーブサプリメントですが、臨床的エビデンスは完全には解明されていません。

この2つのハーブを一緒に内服することによる相乗効果を明らかにしたいと思います。


方法:我々は人を対象として2つを同時に摂取して生理的・精神的結果によりその効果を調査した論文を対象にレビューという形でまとめました。(以下省略)


結果:8つの論文が見つかりました。もっともはっきりした結論が出ていたものは、患者への循環器系/心血管系システムへの有効性と、患者と健常人に対する二次記憶への効果でした。


Introduction
高麗人参とギンコはどちらも伝統的なハーブサプリメントです。

それぞれ単体で様々な効果が示されており、例えば人参は中枢神経系の神経伝達物質に対する効果が報告されており、またアミロイドの沈着を予防することも示されています。

ギンコの活性物質もまた、中枢神経系の神経伝達物質経路に対する効果が認められており、中枢神経系・末梢神経系お血流を調整することも確認されています。(以下省略)


Results
一番最初の報告が1992年、最近の報告が2004年でした。

すべての報告がPanax ginseng抽出物G115 とGinkgo biloba抽出物GK501を使用していました。


3.2.1 内服初期におけるGincosanとプラセボとの効果の比較
Kiesewetterらが報告しており、二重盲目プラセボコントロール交叉試験の形で10人の被験者を対象に行っています。

Gincosan160mg(注:高麗人参100mg、イチョウ葉エキス60mg)
or
320mg(注:高麗人参200mg、イチョウ葉エキス120mg)
を単回内服し、60分後の生理学的効果を評価しています。

その結果安全性が証明され、また血圧や脈拍、血小板凝集、皮膚毛細血管での赤血球速度の改善が認められました。

その効果は320mg内服群の方が高いものでした。


3.2.2 Gincosanとプラセボでの長期/初期効果の比較
1997年KiesewetterらはGINCOSANの人の行動に対する効果を調査しています。

43-72歳の85人の被験者を対象に二重盲目ランダム化プラセボコントロール研究の形で行っています。

最初の4週間プラセボを内服、その後の8週間Gincosanを内服してもらい、4週目時点と8週目時点での臨床評価を行っている。

この論文では「4週目」「8週目」というのが、Gincosanを内服開始してから「4週」「8週」なのか、ギンコサンの内服すべてが終了してから「4週」「8週」なのか書かれていないため、完全に「長期効果」と言い切ることはできないだろう。

このような問題点はあるが、Gincosanは人の行動に変化をもたらしたようです。

特に8週目の評価で集中力と忘れっぽさの点で改善が認められています。


3.2.3 Gincosanの用量による初期/長期効果に重点を置いた研究
1997年、Wesnesらは平均年齢54歳の64人の被験者を対象に80mg, 160mg, 320mgの3つの用量をそれ俺内服してもらう研究を行っています。

2つの認知項目(記憶力と注意力)に対する評価と被検者の気分に対する評価および情報処理スピード(Vienna Determination Test)と運動時最大心拍数の評価を行っています。

評価は内服1日目、30日目、90日目で行いました。

160mg内服群および320mg内服群では記憶力の改善が認められた一方、80mg内服群では有効性は認められませんでした。

反対に80mg内服群では最大負荷時心拍数の上昇が抑えられ、被験者の身体に対しては有益な効果が認められました。

情報処理スピードでは有意な変化は認められませんでした。(以下省略)


3.2.4 長期、長期/初期における用量によるGincosanの効果
関連した4つの研究がなされています。

Wesnesらは2000年256人の健常人を対象に160mg 1日2回、もしくは320mg 1日1回内服してもらい、二重盲目プラセボコントロール研究を行っています。

このプロトコールはかなりしっかりしたもので16週にわたって行われています。

すべての被験者に2週間プラセボを内服してもらい、その後12週間Gincosanを、さらに2週間のwash-out期間を設けています。

評価はプラセボ内服前後、Gincosan内服開始後4週、8週、12週、内服終了後2週目で行われています。

1) 記憶の正確さ 2) 記憶の早さ 3) 集中力 4) 集中力の持続を評価項目としています。

興味深い結果として、Gincosanを内服すると内服を4,8,12,14週の評価時点すべてで記憶力に有意な改善が認められています。

つまり、その効果は内服中止後2週間持続したのです。

このことにより、Gincosanは記憶力に長期的効果があることが確かめられたのです。(以下省略)


3.2.5 Gincosanとプラセボの内服初期の効果の比較
短期効果については、Kennedyらが2001年二重盲目プラセボコントロール試験の形で研究報告を行っています。

平均年齢20.6歳の20人の健常人を対象に7日間のwash-out期間を設けたのち、320mg, 640mg, 960mgを内服してもらっています。

そして、内服前と内服後1,2.5,4,6時間時点での評価を行いました。

6項目a) 記憶の質 b) 二次記憶 c) ワーキングメモリー d) 記憶スピード e) 注意力の早さ f) 注意力の正確さ について評価しています。

960mg内服群では、内服後1時間と6時間時点での記憶力の質の改善が認められました。

この研究では記憶力に対して有益な効果が認められ、注意力への効果は認められませんでした。


3.2.6 Gincosan、ギンコ、高麗人参、プラセボ間での短期効果の比較
Kennedyらの2つ目の研究はGincosanとその構成物質単体、(ギンコ、高麗人参)での効果の比較を行っています。

平均年齢21歳の健常人20人を対象に7日間のwash-out期間を設けたのち、ランダムにギンコ360mg、人参400mg、Gincosan960m、プラセボを内服してもらいました。

内服前、内服後1,2.5,4,6時間の時点で3.2.5の研究で評価した6項目について調査しました。

6項目の評価結果を見ると、Gincosan960mg(注:6カプセル)内服群では“記憶の質”の改善が認められました。

加えて、その効果は2次記憶の成績の上昇によりもたられるものであることがわかったのです。(途中省略)

今回の研究でGincosanとその構成物質単体との比較をしたことで、その相乗効果について評価することができました。

記憶の質に関しては、ギンコ、高麗人参単体であっても記憶の質の改善は見込めるものの、効果を発揮する時間はそれぞれ異なっていました。(ギンコは内服後約6時間、高麗人参は内服後約4時間)

この結果により、ギンコと高麗人参を組み合わせることにより、記憶の質の改善がよりパワフルにはっきりとしたものになる可能性があり、さらに効果発現時間も早いものになる(内服後60分)可能性が示唆されました。


3.2.7 短期の用量依存性効果におけるGincosan、ギンコ、高麗人参、プラセボの比較
Scoley、Kennedyらの3つ目の研究では3.2.6の研究をさらに進め、用量による効果の違いを明らかにするため、3つの研究が行われています。

いずれも二重盲目プラセボコントロール交叉試験でギンコを120mg、240mg、360mg、高麗人参を200mg、400mg、600mg、ギンコサンを320mg、640mg、960mg内服してもらっています。

結果ギンコサンでは明確に用量依存性の効果が認められました。(以下省略)


3.2.8 省略


Discussion
今回集めた8つの研究結果の検討により人参とギンコの飲み合わせは認知機能の改善により効果があることがはっきりとしました。

この効果は健常人でも認められ、内服後60分程度で効果が発現し、内服中止後も14日間程度持続することがわかりました。(以下省略)
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健康な若年被験者を対象としたギンコを短期内服した際の認知機能に対する用量依存性効果の検討

The dose-dependent cognitive effects of acute administration of Ginkgo biloba to healthy young volunteers.

PMID:11026748
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=11026748


Abstract
Rationale:イチョウ葉エキス(ギンコ)を長期に内服することにより、認知機能が改善することがわかってきています。

しかし、ギンコの短期的作用についてははっきりとわかっていることは少ない状態でした。

最近の研究により、CDR(Cognitive Drug Research)により測定された4つの認知項目(注意力の速度、注意力の正確さ、記憶の速度、記憶の正確さ)が認知機能の変化を測定するのに有用であることがわかってきました。


Objective:今回の研究ではギンコをCDR4項目に明確な効果をもたらすかどうかを評価しました。


Method:この研究は二重盲目プラセボコントロール交叉試験の形で行いました。

20人の被験者を対象にギンコ抽出物120mg,240mg,360mgもしくはプラセボを内服してもらいました。

認知機能をCDRコンピュータテストにより内服前、内服後1,2.5,4,6時間で測定し、それにより認知機能の4項目について評価しました。


Results:プラセボ群と比較してギンコを内服すると多くの有意な変化が認められました。

それらの中で最もはっきりとしたものが、用量依存性の注意力の速度の改善でした。

240mg,360mg内服群どちらもで有意な改善が認められ、内服2.5時間後で最もはっきりした効果があり、内服6時間後でもその効果は持続していました。


Conclusion:今回の研究で健康な若い被験者を対象とした研究でギンコ内服により注意力の持続的な改善が認められました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上引用を終了。

お勧めのイチョウ葉エキスは、

キロンのスウィッチ SWITCH、かCOOL SWITCH

2カプセルにイチョウ葉エキスが120咫

加えて、脳機能のための高麗人参(COOL SWITCH はアメリカ人参)、バコパ、ホスファチジルセリンも配合されています。

これらの組み合わせには、良好な働きが期待できます。

注意力と記憶力を助けたい方に良いのではないでしょうか。

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イチョウ葉エキスが脳に良い理由は、血流を増やすからだけではないようだ。



南ミシシッピ大学の J. V. Smith 氏、 Y. Luo 氏によるイチョウ葉エキスのレビューをご紹介しましょう。


「ギンコ ビロバ エクストラクト ( イチョウ葉エキス ) の分子学的メカニズムに関する研究」
Studies on molecular mechanisms of Ginkgo biloba extract Appl Microbiol Biotechnol (2004) 64: 465−472 J. V. Smith . Y. Luo




イチョウ葉エキスには2つの成分があり、それらがユニークな薬理作用をもっているというところからこのレビューは始まる。


1)テンペル


2)フラボノイド



1)テルペンは次に分類される。


a)ギンコライド A、B、C、J、M


b)ビロバライド



a)ギンコライドの効果


「 ギンコライドは血小板活性化因子 (PAF) のアンタゴニストで、血小板活性化および凝集を阻害する。それによって血液循環を改善する 」(1)


アンタゴニストとはある作用を阻害する物質 (拮抗物質) 。


つまりギンコライドは血栓の形成を防ぐことが期待できる。



2)フラボノイドの効果


フラボノイドは抗酸化作用を発揮する。

「 フラボノイドは芳香環および二重結合によって構成されている。それによって、ヒドロキシルラジカルにより反応しやすく、直接的スカベンジ作用を有する 」(2)


ヒドロキシルラジカルはフリーラジカル。


ヒドロキシルラジカルは他の物質と反応しやすく、糖、脂質、タンパク、DNAを傷つける。


ニューロンを形成する物質である不飽和脂肪酸に対しても、このラジカルが酸化ダメージを与える。


フラボノイドはつまりニューロンを酸化から守ることが期待できる。


さらに


「 SOD ( superoxide dismutase ) のような抗酸化タンパク質の発現、グルタチオンのような抗酸化代謝物質を増加させる 」(3);(4)


SODとは前出のヒドロキシルラジカルを無害化する酵素のこと。


ところがSODは加齢に伴い減少してしまう。


しかしフラボノイドはSODを増加させる。




「 フラボノイド上の水酸基は prooxidant transitional metal ions (例えばFe2+) と結合してキレート環を作る 」(3)


「 それにより新たなヒドロキシラジカルの生成を阻害する 」(2);(5)


鉄は錆びやすい。


それは生体内の鉄でも同じです。


上記は、フラボノイドが鉄と反応して酸化を防ぐという報告。






それではそれら成分を含むイチョウ葉エキスの主要な効果について。



1 フリーラジカル、酸化ストレスについて


「 フリーラジカルスカベンジャー活性化作用をもっている 」

「 ROS ( reactive oxygen species ) の組織内濃度を減少させる 」(6);(7);(8)


ROS ( 活性酸素種 ) とはフリーラジカル、活性酸素の総称。


イチョウ葉エキスはそれを減らすという、これは抗酸化作用についての報告。



「 膜脂質過酸化反応を抑制する 」(6)


膜脂質過酸化反応とは、脂質の酸化が連鎖するという現象のこと。


あるきっかけで水素を引き抜かれた脂質は、フリーラジカルと化す。


それがこの連鎖の始まり。


ラジカル化した脂質は他の物質から電子を奪いラジカルを増やしてゆく。


増えたラジカルは健全な脂質の水素をつぎつぎ引きぬく。


というように、膜脂質過酸化反応とは、いわば脂質ゾンビ化現象。


そしてイチョウ葉エキスはその連鎖反応を抑制する働きを有する。


ちなみに、


ビタミンEも脂質ラジカルを元に戻す物質。


ただし、ビタミンEのサプリメント摂取は多量になりやすく中性脂肪を引き上げかねないので注意が必要。


脂質の酸化を防ぐためのサプリメントを選ぶなら、フラボノイドが良いでしょう。




2 抗ストレス作用


「 副腎皮質のPBR ( peripheral-type benzodiazepine receptor ) の発現を減らす 」(6)


PBRとは、末梢型ベンゾジアゼピン受容体のことでコルチゾールの合成にかかわる受容体のこと。


副腎皮質に多く存在している。


イチョウ葉エキスはコルチゾールの生産量を減らすようである。



コルチゾールは生存に不可欠なホルモンではあるものの、生体に様々な障害を引き起こすホルモンでもある。


たとえばコルチゾールの大量発生、すなわちストレスは、海馬を委縮させかねません。海馬のニューロンが死滅しています。


海馬にはコルチゾールの受容体が多くあります。


(腹部も多くて、だからストレスはひとを太らせる。が、それはまた別な機会に)


海馬は生体のストレス反応を抑制へと「呼びかける」器官であるため、コルチゾールの矢面に立つ仕組みです。


しかし過剰なコルチゾールは(慢性的なストレスは)海馬のニューロンを「興奮毒性死」へと追い込みかねません。


「興奮毒性死」という現象はニューロンが死滅する仕組みのひとつです。


過剰に刺激されたニューロン内にカルシウムイオンが大量に流入し、ニューロンが興奮状態となり、過活動を起こし、疲れ果て、死滅する、という現象。


海馬の機能についはご承知と思いますが、念のため。


海馬は記憶を定着させたり記憶を呼び起したりする記憶の統合器官であり


また海馬は生体のストレス反応を抑制へと転じるスイッチでもある。


加えて海馬は大人であってもニューロンが新生し、育つ場所。




「 脳のモノアミン酸化酵素 ( MAO ) 活性を低下させる 」(9)


MAO ( モノアミンオキシダーゼ ) 阻害薬は脳のドーパミン濃度を上げる。


MAO阻害薬は、アメリカでは抗うつ剤としても使われることがあります。


これすなわち、イチョウ葉エキスの抗うつ作用を示す報告です。




3 ニューロンのアポトーシスへの作用


「 ニューロンのアポトーシスの減少 」(10);(11);(12)


アポトーシスとはプログラムされた細胞の死滅、細胞の自殺と言われる現象で、ニューロン死滅原因のひとつ。




4 認知機能、記憶への効果


イチョウ葉エキスはアミロイドベータの付着を改善するとも報告されています。


「 神経芽細胞腫細胞におけるアミロイドベータの凝集抑制 」(11)


「 意思決定能力や高齢動物における新しいスキルの習得、ストレスへの応答や気分の変化といった因子に対して有益 」(9):(13)


DNAが損傷を受け、異常なカタチのタンパク質を作ることがあります。


たとえば脳内においては、タンパク質の製造の過程で、本来、内側に折りたたまれるべき油性部分が外にむき出しとなることがあります。


それら異常なタンパク質同志は癒着し、塊と化してゆく。


この塊はアミロイドベータと呼ばれます。


アミロイドベータはアルツハイマー病の原因のひとつとも見られています。


アミロイドベータが付着したニューロンはやがて衰弱し、死滅することが分かっています。


イチョウ葉エキスはその衰弱段階にあるニューロンを回復させるとの報告もあります。


上記はイチョウ葉エキスがアミロイドベータの形成を抑制するという報告です。


ちなみにこのレビューに、イチョウ葉エキスの記憶力改善作用を報告する論文の引用はありませんが、その可能性を示す論文を見つけることはできます。


分子レベルでは、たとえば NDMA受容体(長期記憶に関係する受容体)のノックアウトマウスにイチョウ葉エキスを与え、記憶力が戻った等、報告されています。




5 血液、血流、血管への作用


「 血小板活性化因子 PAF 抑制効果による脳虚血の改善 」(10)


「 内皮由来血管弛緩因子 EDRF (Stimulation of endothelium-derivedrelaxing factor) の刺激による動脈、静脈および毛細管の循環改善 」(14)


血管のもっとも内側に存在する内皮は様々な物質を分泌します。


EDRF (NO 一酸化窒素) もそのうちのひとつ。


一酸化窒素は血管を弛緩させる。


イチョウ葉エキスが血流を良くするというのはこのためと考えられる。




5 神経伝達物質への作用


「 脳内のα1-アドレナリン受容体、5-HT1A ( セロトニン ) 受容体およびムスカリン受容体の年齢による減少予防 」(6)


「 海馬の高親和性コリントランスポーターの取り込みの増加 」(6)


シナプス前細胞から放出されたアセチルコリンは、シナプス後細胞の受容体を活性化したあとで、急速に分解されます。 コリンエステラーゼによってコリンと酢酸に。


シナプスは信号伝達をするためにアセチルコリンを再度、保有しなければなりません。


しかしニューロンはアセチルコリンの原料であるコリンを作れませんので、分解されて周囲を漂うコリンを、再度、シナプス内に取りこむ必要があります。


海馬の高親和性コリントランスポーターとは、それらコリンの取り込み口のことです。


つまりイチョウ葉エキスはアセチルコリンを増やすようです。(コリンのリサイクル効率を向上させる)(ちなみに高麗人参エキスにもこの働きがあります)


アセチルコリンは、記憶の形成、学習、行動、睡眠に関係する神経伝達物質であることはご承知かと思います。




7 抗ストレス作用、遺伝子発現への作用など


「 海馬のグルココルチコイド受容体のダウンレギュレーションの阻害 」(6)


イチョウ葉エキスは、ストレスへの抵抗力を高めるという報告。


海馬のグルココルチコイド受容体の減少をくいとめるというこの作用は、ある種の抗うつ薬同様の働き。


グルココルチコイド受容体とはコルチゾールの受容体です。


その受容体の活性化とは、生体のストレス反応を抑制へと切り替えるために重要。


海馬にはコルチゾールの受容体が多くあり、それゆえ過剰なコルチゾールは海馬を破壊するというのが先ほどのお話し。




「 ある特定の遺伝子の転写を調節する。その結果、細胞の抗酸化状態を増加させ、酸化ストレス耐性を強化、伝達アセチルコリンの量も増える」(15)


「 DNA合成や修正、細胞周期における機能に関わるタンパク質の変化に影響をあたえ、DNA損傷を抑制する」(15)


イチョウ葉エキスは遺伝子発現に作用し、抗酸化力の強いニューロンに強化する働きを有する。




8 その他


「 ミトコンドリアの呼吸調節比率の増加によるATPレベルを増加 」(1)


これはイチョウ葉エキスは生体内のエネルギーを増やすという報告。


ほかにも、イチョウ葉エキスは高山病に有効であるという報告もある。


これが意味するのは酸素の取り込み効率を上げるということです。


日常生活のなかでも酸素の取り込みの減る事態はたびたび生じます。


集中するとき、わたしたちは呼吸をつい忘れがち。


集中しなければならないときには、イチョウ葉エキスを摂りましょう。










集中する仕事XSmall












「 抗炎症作用および脳障害に対する保護作用 」(16)


「 神経の可逆性への影響 」(6);(3)


イチョウ葉エキスは弱ったニューロンを回復させるようである。






しかしここでの問題は、フツウのひと、ではなく、頭脳戦士はイチョウ葉エキスのポテンシャルをどう引き出すか、ということでしょう。


お勧めするのは、高麗人参エキスやホスファチジルセリンと組み合わせることです。


高麗人参エキスはイチョウ葉エキス同様、「興奮毒性死」を抑える働き、アセチルコリンを増やす働きも期待できます。


イチョウ葉エキスと組み合わせた実験では、ADHDを改善する報告もされています。


集中力を高めることが期待できるのです。



さらに、イチョウ葉エキスとホスファチジルセリンの組み合わせには、集中力、記憶力を改善させることも報告もされています。


それらサプリメントを個別に購入し、自分に合うイチョウ葉エキス・スタックを見つけてみてはいかがでしょうか。


あるいは


キロンの SWITCH や、COOL SWITCH には、それら報告とほぼ同量のイチョウ葉エキス、高麗人参エキス(COOL SWITCHはアメリカ人参)、ホスファチジルセリン、バコパモニエラエキスが配合されています。


イチョウ葉エキスを単独で摂る場合と、キロンのスマートサプリメントSWITCHCOOL SWITCH とを飲み比べてみるても面白いかもしれません。
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References
(1) Defeudis FV (2002a) Bilobalide and Neuroprotection. Pharmacol

Res 46:565−568

(2) Zimmermann M, Colciaghi F, Cattabeni F, Di Luca M (2002)Ginkgo biloba extract: from molecular mechanisms to the
treatment of Alzheimer's disease. Cell Mol Biol 48:613−623

(3) Gohil K, Packer L (2002) Global gene expression analysis identifiescell and tissue specific actions of Ginkgo biloba extract, EGb761. Cell Mol Biol 48:625−631

(4) Oken B, Storzbach D, Kaye J (1998) The efficacy of Ginkgo bilobaon cognitive function in Alzheimer disease. Arch Neurol55:1409−1415

(5) Ni Y, Zhao B, Hou J, Xin W (1996) Preventive effect of Ginkgobiloba extract on apoptosis in rat cerebellar neuronal cellsinduced by hydroxyl radicals. Neurosci Lett 214:115−118

(6) DeFeudis F, Drieu K (2000) Ginkgo biloba extract (EGb 761) andCNS functions: basic studies and clinical applications. CurrDrug Targets 1:25−58

(7) Lien E, Ren S, Bui H, Wang R (1999) Quantitative structure-activityrelationship analysis of phenolic antioxidants. Free Radic BiolMed 26:285−294

(8) Smith J, Luo Y (2003) Elevation of oxidative free radicals inAlzheimer's disease models can be attenuated by Ginkgo bilobaextract EGb 761. J Alzheimer's Dis 5:287−300

(9) Pardon M, Joubert C, Perez-Diaz F, Christen Y, Launay J, Cohen-Salmon C (2000) In vivo regulation of cerebral monoamineoxidase activity in senescent controls and chronically stressedmice by long-term treatment with Ginkgo biloba extract (EGb761) Mech Ageing Dev 113:157−68

(10) Bastianetto S, Ramassamy C, Dore S, Christen Y, Poirier J, QuirionR (2000) The Ginkgo biloba extract (EGb 761) protectshippocampal neurons against cell death induced by betaamyloid.Eur J Neurosci 12:1882−1890

(11) Luo Y, Smith J, Paramasivam V, Burdick A, Curry K, Buford J,Khan I, Netzer W, Xu H, Butko P (2002) Inhibition of amyloidbetaaggregation and caspase-3 activation by the Ginkgo bilobaextract EGb761. Proc Natl Acad Sci USA 99:12197−12202

DeFeudis FV (1998) Ginkgo biloba extract (EGb 761): fromchemistry to clinic. Ullstein, Weisbaden, Germany

(12) Smith J, Burdick A, Golik P, Khan I, Wallace D, Luo Y (2002) Antiapoptoticproperties of Ginkgo biloba extract EGb 761 indifferentiated PC12 cells. Cell Mol Biol 48:699〜707

(13) Cohen-Salmon C, Venault P, Martin B, Raffalli-Sebille M, BarkatsM, Clostre F, Pardon M, Christen Y, Chapouthier G (1997)Effects of Ginkgo biloba extract (EGb 761) on learning andpossible actions on aging. J Physiol 91:291−300

(14) Smith P, Maclennan K, Darlington C (1996) The neuroprotectiveproperties of the Ginkgo biloba leaf: a review of the possiblerelationship to platelet-activating factor (PAF) J Ethnopharmacol50:131−139

(15) DeFeudis FV (2002b) Effects of Ginkgo biloba extract (EGb 761)on gene expression: possible relevance to neurologicaldisorders and age-associated cognitive impairment. Drug DevRes 57:214−235

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ストレスに打ちのめされていませんか?


■ 作戦


急性ストレスにはイチョウ葉エキス

慢性ストレスには高麗人参エキスを使いましょう。


下記の研究はそのことを報告しています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/14737017



しかし、その反対では効果がないかもしれません。

急性への高麗人参や、慢性へのイチョウ葉では、効果を示さないようです。




そしてもうひとつ肝心なところ、それらの植物エキス

あらかじめ摂ったうでの結果です。

( 迎え撃つ、というワケ)




人間社会に生じるストレスは、ラットのそれよりさらに複雑。


慢性かつ、急性。


傷口に塩はぬられるは


踏まれるは、蹴られるは。


そんな目も当てられないストレスも珍しくなかったり、では、ストレスの八方ふさがりをかいくぐるための作戦とは?



イチョウ葉エキスと高麗人参エキスはいっしょに摂ることができます。



むしろ多忙なひとにはそれが良いでしょう。


その二つの植物エキスの組み合わせは、注意力(ADHD)の改善も期待できるかもしないからです。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11394191


キロンの SWITCH には

イチョウ葉エキスと高麗人参エキスが含まれています。(COOL SWITCH にはアメリカ人参エキス、こちらは低年齢、高年齢にも合うのではないでしょうか)

負けられないワーカーは SWITCHCOOL SWITCH 試されてみてはいかがでしょうか。

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よりパワフルな防御にはHYPER SWITCHを選ぶという手も。

イチョウ青XSmall

イチョウ葉エキスと人参エキス (アメリカ人参か高麗人参)の組み合わせが ADHD を緩和させたとの報告を、簡単にですが、ご紹介いたしましょう。



「アメリカ人参エキス(Panax quinquefolium)(200mg) とイチョウ葉エキス(50mg) の

複合ハーブ製剤 (AD-FX;CV Technologies、エドモントン、Alta.) の注意欠如多動性障害 (ADHD)の徴候を改善するその能力を試験しました」

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=11394191



結論:

「これらの結果は AD-FX 投与が ADHD の症状を改善する可能性があり、アメリカ人参エキスとイチョウ葉エキスの使用の更なる研究をしなければならないことを示唆します」



この実験で使われているアメリカ人参エキスは、これを日本でも良く知られている高麗人参エキスに替えることができます。

主要な活性成分が同じだからです。


ADHD を改善したい方は、イチョウ葉エキスとアメリカ人参エキス、または高麗人参エキスの組み合わせを試してみてはいかがでしょうか。



日本製のサプリメントでお求めなら、

キロンの SWITCH か

2019年に発売された COOL SWITCH が良いでしょう。


SWITCH には、

イチョウ葉エキス
高麗人参エキス
ホスファチジルセリンパコパモニエラエキスが

最適量で配合されています。


COOL SWITCH は、

高麗人参エキスのところが、

アメリカ人参エキスになっています。

アメリカ人参エキスは、10代、高年齢、のぼせやすい人に合いやすいかもしれません。

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SWITCH 、COOL SWITCH は、アマゾンや楽天でも手に入ります。

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