アメリカ人参は、ADHDに対し有用かもしれません。

以前ご紹介したエビデンスでは、

イチョウ葉エキス 50mg とアメリカ人参エキス 200mg のカプセルを1日2粒を四週間。

ADHD の3歳〜17歳の36人に服用してもらう実験が行われ、

有意な改善が認められたと報告されています。


PMID:11394191
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=11394191



では、

アメリカ人参は、認知機能にいったいどう有用なのでしょうか?



結論からいうと、

アメリカ人参はワーキングメモリーを強化するかもしれません。


Effects on American ginseng(Paneax quinquefolius) on neurocognitive function : an acute randomized,doubole-blind, placebo-controlled, crossover study.

認知機能おけるアメリカ人参の効果:ランダム化二重盲目プラセポコントロール交叉試験

PMID:2952762
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2952762/


Abstract
Rational:ここ10年ほどで朝鮮人参(Panax ginseng)は人の認知機能を改善することがわかってきています。

ジンセノシドは認知機能に有益な影響を与えることがわかっていますが、アメリカ人参(Panax Quinquefolius)は朝鮮人参とは異なるジンセノシドを含有しています。


Objective(対象):人に対するアメリカ人参の認知機能への効果を評価することとします。

健康な若い被験者32人を対象にランダム化二重盲目プラセポコントロール交叉試験の形で行い、気分と認知機能、血糖への効果を調べました。

100mg,200mg,400mgの用量を内服してもらい1,3,6時間後の気分、認知機能、血糖値を測定しました。


Results(結果):アメリカ人参内服群ではワーキングメモリーに有意な改善が認められました。

Corsi ブロック課題はすべての用量ですべての測定時期で改善が認められました。

反応時間の正確さおよび冷静さについては100mg内服群で有意な変化が認められました。


Conclurions(結論):今回の研究によって、アメリカ人参にはワーキングメモリーを強化する作用があることがわかりました。

これらの効果は、高麗人参の効果とは別のものであり、それぞれの有しているジンセノシドにより、それらの薬理作用が発揮されることを示しています。


・・・・・・・・・・引用を終了・・・・・・・・・・・・


アメリカ人参が用いられた日本のサプリでは、

キロンのクールスウィッチ COOL SWITCH が挙げられます。


キロンからはスウィッチ SWITCH も発売されており、

こちらは注意力には定評のあるサプリです。


スウィッチに含まれるイチョウ葉エキス、高麗人参エキス、ホスファチジルセリン、バコパの組み合わせは相性が良く、どれも ADHDへのサポート力が期待できます。


高麗人参エキスがアメリカ人参エキスに変更されているのが、

クールスウィッチ COOL SWITCH という違いです。




高麗人参エキスとアメリカ人参エキス、どんな違いがあるのでしょうか?

主要な成分は同じなので、記憶力・集中力へのサポート力に、大きな違いはないと思われます。


しかし上記のエビデンスにあった「ワーキングメモリーへの強化」という点で、

ADHDへのサポート力は、アメリカ人参を使ったクールスウィッチの方が上かもしれません。


また高麗人参エキスはエネルギー作用が高いため、

10代や高齢の人、疲れすぎている人、高血圧気味の人、のぼせやすい人は、

アメリカ人参のクールスウィッチから試したほうがよさそうです。


アメリカ人参はエネルギーブースト作用は低く、

むしろ穏やかな気分にしてくれるでしょう。


アメリカ人参と神経伝達物質であるセロトニン、GABA受容体の関係は、後日ご紹介したいと思います。



高麗人参を選ぶか、アメリカ人参を選ぶか、

自身の体質との相性もあり、迷うところでもあります。


キロンのクールスウィッチ COOL SWITCH は、アマゾンでも入手できます。

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